太陽光パネルを家に設置しようと思ってもいろいろ悩みどころがありますよね。

【2024年】太陽光発電の設置費用の相場は?機器の価格や売電収入との関係についても解説 - EV DAYS | 東京電力エナジーパートナー

太陽光発電を住宅に導入する際、ソーラーパネルなどの設置にかかる初期費用は気になるポイントです。そこで太陽光発電の設置費用の相場や必要な機器についてまとめました…

その費用が導入コストが高いという点かなと思います。
※現在の日本の相場だと86.4万~144万円との事です 

イギリスでも導入コストが障壁というのは似たような状況で、
そのため「太陽光パネルのサブスクレンタル」のサービスをsunsaveという企業が始めました。

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月額わずか 69 ポンド(日本円で約13,600円)です。
前払いやデポジットもないし、途中で値上げする事もない
さらにいつでも止めれるし、ペナルティもないそうです。

太陽光パネルのサブスクレンタルは、他のサブスクレンタルと違って、大きな意義があると思います。
太陽光パネルの初期導入費用が高い為、導入できない人が沢山いるという障壁をサブスクにする事で排除できます。

一方、例えばMicrosoft Officeは、買い切りとサブスクがありますが、買い切りと言ってもたかだか4万円くらいです。
この手のサブスクは、買い切りが「買えない」からサブスクにするのではなく、お得かどうか等で決定します。

「太陽光パネルは導入したいけど、初期費用が払えないので参加できない」を見事に解消したモデルになります。
このようにサブスクというモデルは、多くの人が参加できるようになるモデルです。「欲しいのに高くて購入できないものをサブスクで提供する」というものは他にもありそうです。

ちなみに、身近なところで昔からあるのは「住宅」ですよね。
一括で買えないので、分割でローンにするか、サブスクでレンタル(=賃貸)にするかにして参入障壁を下げる。

いろいろなモノがサブスク化される中で、少し視点をシフトして見てみると違う景色が見えると思います。

投稿者プロフィール

菱木 信介
菱木 信介
外資系大手コンサルティングファームにて経営・IT・業務に関するコンサルティングを行い、生命保険会社にて経営企画部長を従事、Fintechベンチャー起業・経営を経て、「サステナビリティを1歩でも前進させたい」というパーパスを具現化すべくCircular Economy Thinking合同会社を起業。これまで培った経営コンサルティング経験、起業経験・経営経験を活かし、Circular Economy実践の為の活動を行っている。他にもCXコンサルティングやエグゼクティブコーチングも行う。