某ハンバーガーショップでコーヒー頼むとプラスチックのスプーンがついてくる。他にもそういうお店沢山ありますよね。混ぜるだけの役割のスプーン。木で作られたマドラーのところも増えていますね。

でも、スプーンが食べられたらゴミがなくなります。
そんなスプーンがPacoonと呼ばれるスプーンです。

PACOON(パクーン):国産野菜でできた食べられるスプーン

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このPacoonは愛知県にある株式会社勤労食という企業さんがやられていていて、市役所や企業の食堂運営を事業にしているそうです。

もともと子ども向け(食育)で作られたようです。
野菜を使ったクッキーで出来ているので、「野菜を食べる」という事と、
食べてゴミがなくなるという環境への意識醸成の為でもあるそうです。

Instagramを見てみると、いろいろな使い方があります。

PACOON Instagram

お弁当の割りばし変わりに食べられるスプーンを使う
デザートと共に食べられるスプーンを使う
コーヒーと共に食べられるスプーンを使う

これを見て思うのは「一体感」がスゴイ。
pacoonのスプーンが後付けで備え付けられているというより、最初からあったように見えます。

おそらく「スプーンを備え付ける」というより「スプーンを盛り付ける」という感覚に近いのではないでしょうか。

盛り付けてあるスプーンだからこそ、スプーンも最後まで残さず食べたくもなりますよね。

面白い体験を提供しつつも、健康にもよく、地球にも優しい商品でした。

投稿者プロフィール

菱木 信介
菱木 信介
外資系大手コンサルティングファームにて経営・IT・業務に関するコンサルティングを行い、生命保険会社にて経営企画部長を従事、Fintechベンチャー起業・経営を経て、「サステナビリティを1歩でも前進させたい」というパーパスを具現化すべくCircular Economy Thinking合同会社を起業。これまで培った経営コンサルティング経験、起業経験・経営経験を活かし、Circular Economy実践の為の活動を行っている。他にもCXコンサルティングやエグゼクティブコーチングも行う。