「バナナって」という話です。
バナナって、
木に生えていると思ったら、バナナは多年草だそうです。
そして木に見える部分は仮茎(葉っぱが重なったもの)というものだそうです。
バナナって、
その木に見える仮茎から1回のみバナナがなるそうです。
なのでバナナを収穫したら仮茎の部分は不要になります。
バナナって、
日本で育てる事が出来るらしいです。知らんかった・・・。
バナナって、
FSC認証の紙とバナナの繊維を混ぜて紙にする事が出来ます。
混ぜ具合はモノによるのですが、山櫻さんの名刺であれば20%をバナナの繊維を使うそうです
バナナペーパーについては、福井県にある若越印刷さんからお話を聞いたところ次のような事を言っていました。
バナナの茎は、バナナを収穫すると刈って捨てるだけ。
本来捨てるものなので、それを紙に混ぜれば原材料の削減になる。
バナナを育てる事自体は現地ザンビアに雇用を生み出す。
雇用を生み出す事によって密猟が減り生物多様性に貢献が出来る。
最初は、バナナの茎のアップサイクル文脈で話を聞いていたのですが、そうではありませんでした。本質は現地の雇用の創出と、それによる密猟の撲滅です。
山櫻さんで言えば「バナナペーパーマーク」の入った名刺を使えば、名刺自身がメディアとなって広まります。その為にも導入した企業は社員にこのストーリーを理解してもらい、そして、そのストーリーを名刺を渡すときに伝える。
いろいろな認証マークはありますが、バナナペーパーは伝えやすいストーリーが乗った紙だなと思いました。
プロダクトにストーリーが乗るとその付加価値で販売できますよね^^
投稿者プロフィール
- 外資系大手コンサルティングファームにて経営・IT・業務に関するコンサルティングを行い、生命保険会社にて経営企画部長を従事、Fintechベンチャー起業・経営を経て、「サステナビリティを1歩でも前進させたい」というパーパスを具現化すべくCircular Economy Thinking合同会社を起業。これまで培った経営コンサルティング経験、起業経験・経営経験を活かし、Circular Economy実践の為の活動を行っている。他にもCXコンサルティングやエグゼクティブコーチングも行う。
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