お庭のあるおうち。
そのおうちには、木が植えてあります。
そのお庭にある木、つまり庭木が要らなくなったらどうするんでしょうか。
基本的には伐採されて処分されるようです。
なんだか切ないですね。
(神宮外苑の樹木伐採も同じ事ですね)
そんな「伐って終わりにする」ではなく、庭木を循環させようという事を考えている人がいます。
やましたグリーン
やましたグリーンは、『ソーシャルプロダクツ・アワード 2023』の大賞も受賞しています。
面白い発想だと思うのは、庭木は「要らない」となるタイミングと「欲しい」というタイミングが必ず一致するわけではないので、「もらえる植物園」で要らなくなった庭木を管理し、欲しくなった人にあげるというものです。いろいろな中古販売は基本的にその構造ですが、庭木でそうする発想はスゴイと思います。
そしてさらに下記のようなサービスもありました。
庭木の里親マッチングサービス「trees」
いろいろなものがまだまだ人間のエゴによって捨てられるものが沢山あると思います。
庭木もその一つ。意識しないと捨てられる庭木も少しの工夫で生かす事ができます。
そんな目線で世の中を眺めてみると新しい事業が生まれると思います。
投稿者プロフィール
- 外資系大手コンサルティングファームにて経営・IT・業務に関するコンサルティングを行い、生命保険会社にて経営企画部長を従事、Fintechベンチャー起業・経営を経て、「サステナビリティを1歩でも前進させたい」というパーパスを具現化すべくCircular Economy Thinking合同会社を起業。これまで培った経営コンサルティング経験、起業経験・経営経験を活かし、Circular Economy実践の為の活動を行っている。他にもCXコンサルティングやエグゼクティブコーチングも行う。
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