皆さん、ほとんどの人がAmazonを使っていますよね?
Amazonが「Climate Pledge Friendly」というサービスを始めました。

クライメイト・プレッジ・フレンドリー

Amazonで製品を検索する際は、葉のアイコンや「Climate Pledge Friendly」のラベルを探すと、より環境に優しい製品を見つけることができます。

信頼できる第三者の認証機関と協力して、サステナビリティの基準を満たす製品を認証しています。

これまでって「メーカー側」が自らの商品を「地球に優しいです」と謳って訴求してきました。
今回は第三者が「このメーカーのこの商品は地球に優しいですよ」って訴求している事になります。

リアル店舗で言えば、例えばファミリーマートが独自にエコラベルを作って「この商品はエコです!」と言っているようなものです。もしくはファミリーマートで「エコ特設コーナー」を作って、いろいろなメーカーの地球に優しい商品を並べるようなものです。

しかも商品の種類が減るとかという話ではなく、意思決定する為の材料が増えたのみ。
誰も損する事はないです。今まで通り購入する人は今まで通り購入するだけだし、
これまで地球に優しい商品かどうかをじっくりチェックしていた人は、買いやすくなるので、顧客にとってもAmazonにとってもメリットです。

この「第三者」が客観的指標(認証マーク)でラベルを付けるがまず良いところの1つ目。

次に利用者数の膨大さです。
アマゾンは、ニールセンの調査によると6724万人(2024年5月時点)だそうです。

この人数が、この「Climate Pledge Friendly」を目に触れる事になります。

この「膨大な利用者数にアクセスできるメディア」という点がもう1つの良いところです。

大手企業はやはり世の中に与える影響が大きいです。
特にAmazonのような多くのユーザをかかる企業がやれば、他も追従する事になるでしょう。そうするとさらにアプローチするユーザ数が増えます。

こういう取り組みはどんどんして欲しいです。
そしてそういう取り組みをする企業は応援したくなるので、Amazonのユーザ数が増えるのは間違いない。

投稿者プロフィール

菱木 信介
菱木 信介
外資系大手コンサルティングファームにて経営・IT・業務に関するコンサルティングを行い、生命保険会社にて経営企画部長を従事、Fintechベンチャー起業・経営を経て、「サステナビリティを1歩でも前進させたい」というパーパスを具現化すべくCircular Economy Thinking合同会社を起業。これまで培った経営コンサルティング経験、起業経験・経営経験を活かし、Circular Economy実践の為の活動を行っている。他にもCXコンサルティングやエグゼクティブコーチングも行う。