アップサイクルという言葉が身近になってきつつあります。
そんなアップサイクルですが、昔から実践している有名なアップサイクルの企業があります。

それがFREITAG(フライターグ)です。

トラックの幌(ほろ)を使って、作ったメッセンジャーバッグがアイコンとなっていて、おしゃれなサイクリストが使っているのを見かけます。

使用済みのトラックの幌を見つけるのは簡単ではなく、専用チームを作って回収しているそうです。

アップサイクルのビジネス的醍醐味は「ブランディング」です。
特に入手が難しいプロダクトであればあるほど、ブランドが立ちやすいです。

アップサイクルではプロダクトをストーリーでセグメンテーションすると、良いと思います。

ストーリーでセグメンテーションすると「〇〇が使っていたプロダクトをアップサイクル」とするだけで、情緒的な価値が加わり、それがブランドとして表出するようになります。

アップサイクルで事業を立ち上げる際には、ストーリーでのブランディングを意識して設計してみてください。

投稿者プロフィール

菱木 信介
菱木 信介
外資系大手コンサルティングファームにて経営・IT・業務に関するコンサルティングを行い、生命保険会社にて経営企画部長を従事、Fintechベンチャー起業・経営を経て、「サステナビリティを1歩でも前進させたい」というパーパスを具現化すべくCircular Economy Thinking合同会社を起業。これまで培った経営コンサルティング経験、起業経験・経営経験を活かし、Circular Economy実践の為の活動を行っている。他にもCXコンサルティングやエグゼクティブコーチングも行う。